国際ロータリー第2720地区 熊本・大分

ロータリー財団奨学生中間報告 赤山紗也果(第27回)

2022年03月09日

グローバル補助金奨学生
赤山 紗也果

 

冬学期の様子

冬学期も終盤に入り、春休みが近づいています。今学期は、スタジオの代わりにクリニックという修士プロジェクトに取り組む授業がメインでしたが、その他の授業も充実していました。Professional Practiceという主に就職活動に向けた授業では、ポートフォリオや履歴書の準備をし、授業最終日には、実際に作ったポートフォリオ等を印刷し、授業に持っていき、クラスメイト同士で見せ合う会がありました。

ロータリー財団奨学生中間報告 赤山紗也果(第27回)

Professional Practiceの授業で、ポートフォリオ、レジュメ、カバーレターを見せ合いました。

 

またCommunity Engagementに特化したDignified Engagementという授業では、座学よりも実際にセオリーを学ぶというよりも、実際に使うことがメインでとても勉強になりました。キャンパス内の新しい理学部系施設建設予定地がUrban Farmというランドスケープ学科もよく使う、菜園の敷地内と被ってしまうことや建物の影が菜園部分に与える影響などを考えるワークショップを授業内でファシリテーションしたり、学外のOphilia’s Placeという女子児童や女子学生をサポートするNPO団体に行ってワークショップを行ったりしました。授業内で担当したワークショップでは、コロナ禍でのワークショップでオンラインミーティングでデザインワークショップを行う難しさを実感しましたが、逆にオンラインでも準備をすればオンラインでもデザインを考えることができるということが学べました。また学外での活動となったOphilia’s Placeでは10代の小学生、中学生を対象にワークショップを行ったので、その対象者への配慮だけでなく、コロナ禍によるソーシャルディスタンスへの配慮なども必要でしたが、とてもいい経験になったと思います。やはり、ランドスケープをデザインする上でコミュニティとの関わりはとても重要だと思いますが、授業で学ぶことが多くあったと思います。

ロータリー財団奨学生中間報告 赤山紗也果(第27回)
ロータリー財団奨学生中間報告 赤山紗也果(第27回)

Ophilia’s Placeでのデザインワークショップでデモンストレーションをしている様子。

 

コロナウイルスの状況

コロナウイルス感染者の減少を受け、オレゴン州では3月12日からマスク着用義務がなくなります。学内では、冬学期が終わる18日までは、屋内でのマスク着用が求められますが、それ以降は、マスク着用は義務化ではなく、個人の判断に任せられるようになります。現段階では、春学期も対面で行われる予定で、春学期に卒業する学生の卒業式等のイベントも対面で行われるそうです。春休みで旅行者も増えそうなので、感染拡大につながらないことを願っています。コロナウイルスが本当に収束に向かっているのか、わかりませんが、感染対策をキープしながら様子をみていきたいと思っています。

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