2021年09月13日

グローバル補助金奨学生
川原 瞳

8月は、修士論文作成、フランスビザ申請、就職活動と非常に多忙にしており、報告書の提出が遅くなってしまいましたことを先にお詫び申し上げます。

先日、9月2日に修士論文を提出し、１年間のマンチェスター大学大学院留学の全課程を無事に終了しました。修論は、「新しいサイエンスコミュニケーションのオンラインプラットフォームとしてのインスタグラム」というタイトルで、インスタグラムにおける科学教育や科学情報の発信が、人々の科学に対する関心の向上にどのように貢献するか、についての研究を行いました。英語で、約60ページにも及ぶ論文を書くのは初めての経験で、始まる前から無事に終えることができるだろうかと心配しておりましたが、友人やフラットメイト、そしてロータリークラブの皆様からの温かい言葉かけに支えられ、何とか提出することができました。この１年間、コロナで外出もままならず、あまり人にも会えない中ではありましたが、その分学業に打ち込み、インスタグラムを通じたサイエンスコミュニケーション活動を行うなど、様々なことに挑戦し自身のスキルアップに繋がり、貴重な体験をすることができました。これも一重に、ロータリークラブの皆様のご支援のおかげだと考えております。

3年前の留学より親しくしている友人たちも同年に卒業するとのことで、卒業写真を撮影しました。

また、先日、申請していたフランスビザを無事に取得いたしまして、9月よりマルセイユという南フランスにある港町にて、新生活を開始いたしました。１年間、フランスに住みながら、イギリスとはまた異なる新しい文化に触れ、フランス語をマスターしてまた自身の見識を深めていきたいと考えております。

マルセイユの街並み

また、就職活動については、まだ最終的な結果は出ておりませんが、最終的には、大学院で取得したスキルを生かし、科学関連のフリーランスライターとして活動して行きたいと考えております。また、正式に就職先が決定した際にはご連絡させていただきます。

それでは、9月15日、22日の例会で皆様とお会いできるのを楽しみにしております。