国際ロータリー第2720地区 熊本・大分

ロータリー財団奨学生中間報告 赤山紗也果(第16回)

2021年03月03日

グローバル補助金奨学生
赤山 紗也果

 

コロナウイルスの状況

ユージーンでは、2月下旬からレストラン等の店内での飲食がソーシャルディスタンスを保った状態で解禁されました。解禁後、街へ出てみると、人通りが増え、少しコロナ禍以前の状態のような賑やかさがありましたが、マスクをしての外出が奇しくも日常になってしまっているので、少し違和感も感じます。ワクチンの接種も少しずつ進んでいるようですが、マスクをせずに複数人で歩いている人々を実際に見かけることも多々あります。あと2週間ほどで冬学期が終わるので、春休みになって学生街のユージーンでクラスターが発生しないか、個人的には懸念しています。春学期もオンライン授業が基本ですが、クラスによっては屋外でのフィールドワークや授業が許可されるようです。春学期でリモート授業が始まってちょうど1年になります。ここまでコロナ禍が長引くとは正直、思っていませんでしたが、世界中で完全に収束するまで油断せず、気をつけたいと思います。

 

学内のバーチャルイベント

昨年も参加した、ASLA(アメリカランドスケープ協会)のオレゴン大学の学生チャプター主催のShadow Mentor Dayに今年も参加しました。このイベントはランドスケープ事務所等を訪れて、実際に働いている社員さんにプロジェクトや仕事内容等を紹介してもらい、交流するイベントです。今回はコロナウイルスの影響でオンラインでの開催でした。そのため、直接、事務所に伺ったり、実際の施工現場を訪れたりといったことは出来ませんでしたが、複数の事務所の話を聞くことができ、オンラインだからこそのメリットもありました。
また、ポートフォリオ・セッションも開催され、参加しました。このイベントも実際にランドスケープ事務所で働く人との交流で直接、自分のポートフォリオをみてもらい、アドバイスや感想を聞くことができます。プロフェッショナルに一対一で見てもらえる、良い機会でした。こちらも昨年は、学内のカフェにて行われていました。オンラインになっても、その質は変わらず、むしろ、プロフェッショナルから直接アドバイスを貰える空間がzoomのbreakout roomだったので、周囲の雑音に左右されることなく、話が聞けてよかったようにも思います。コロナ禍の現状を含め、今後は、ポートフォリオの評価や面接を受ける場面が、対面よりオンラインがメインになることも大いに予想されるので、パソコンの画面上で見やすくすることや、コロナ禍で3学期以上、オンライン授業でデザインを受けてきたことも今後、強みとして役立てばいいなと思っています。

 

ユージーンの街

2月になり、九州出身の私にとってはまだ肌寒い日が続きますが、キャンパスでは少しずつ花が咲き始めています。普段の授業はもちろんオンラインですが、週末に図書館の利用等でキャンパスに行くと、少しずつ春の訪れを感じることができました。昨年、受講していた植物の授業を思い出します。

 

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