国際ロータリー第2720地区 熊本・大分

児童養護施設 小百合ホームへ寄贈(大分RC)

2024年02月29日

大分RC
公共イメージ委員会 尾野 文俊

 

児童養護施設「小百合ホーム」は、創立者の言葉を実践し、「何も心配しなくていいんだよ!」というメッセージに基づき、社会的養護が必要な児童に専門的な支援を提供する施設です。

児童養護施設 小百合ホームへ寄贈(大分RC)

 

子どもたちが「愛されていると感じ、善良で誠実な社会人になるよう」、創立者である聖ヨハネ・ボスコの精神に基づき、「通じる愛」を実践しています。
大分ロータリークラブは小百合ホームの一時保護施設に寄贈しました。
一時保護施設という民間シェルターの正確な役割を初めて知りました。さまざまな事情から親元にいることが難しい子や虐待を受けている子たちが一時的に生活を送る場所です。その後、保護された子どもは、一定期間内に児童養護施設に入ったり里親が決まったりする子どももいます。この児童養護施設小百合ホームでは2歳~18歳(必要に応じて22歳まで)の子ども40人が学校に通い生活をしています。今回は、一時保護施設をリニューアルするので大分ロータリークラブは食器棚を贈らせて頂きました。訪問当日は施設は完成したばかりで新しい入居者を待っている状態でした。

児童養護施設 小百合ホームへ寄贈(大分RC)

児童養護施設 小百合ホームへ寄贈(大分RC)

 

大分県内の児童数は減少していますが、県内9カ所(大分市は他に児童養護施設森の木がある)ある児童養護施設で預かる児童数は増える傾向です。全国的に児童虐待数の増加と同じ傾向にあります。

小百合ホームの特徴として子どものショートステイ(子ども一時お預かり)を行っています。これは大分市の子育て支援の一環として地域の母親を中心にお母さんの通院、買い物、リフレッシュタイムのために子どもを預かり、安心して「自分のための時間」を過ごしてもらえるようにする制度です。こちらでは専門的スタッフがいるので、安心して預けたり子育ての相談ができるので素晴らしいと思いました。

問題を抱える子どもたちを保護し、育成していくという過酷な仕事は、愛がなければ成り立たないと感じました。施設長の吉田氏の愛情ある仕事ぶりに感銘を受けました。私たちもこのような愛に基づく奉仕を続けていきたいと思います。

 

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