公共イメージ部門セミナー兼意見交換会
2025年11月25日
湯布院RC
公共イメージ部門長 松尾 巧
1月22日に湯布院にて公共イメージ部門のセミナー兼意見交換会を開催しました。
参加者はゲスト講演者の日本航空元副社長佐藤信博氏、公共イメージ部門からはRPIC兼アシスタントの瀧満氏、部門長・DX推進委員長・向上委員長、外本年度地区幹事、地区副幹事、2720J.O.K.REC、湯布院RCの皆様17名で開催しました。



講演者の日本航空元副社長佐藤信博氏は湯布院生まれで湯布院RCの日野修一郎会員、江藤幸雄会員、そして私の中学校同級生という関係でお呼びしました。
現在は第一線を退き、千葉県の自宅から月2回湯布院で暮らしている99歳のお母さんの面倒を見るのに帰郷しています。今回も丁度帰郷したタイミングに合わせて講演して頂きました。
講演内容は由布院中学時代、大分工業高校卒業後日本航空に入社した経緯から始まり最後はJAL再生の為に副社長に就任した時のお話でした。
JALが再生機構の支援で財務体質の改善により復活したお話は、当時の稲盛和夫会長の経営哲学導入の下で佐藤副社長は現場主義の改革で整備部門の数百億の経費削減を実現しました。この間、稲盛会長やメガバンク(大規模な債権放棄)との丁々発止のやりとりは凄く生々しい話でした。主な節減内容は効率の悪い747ジャンボ航空機の売却(ストック部品込み)、グループ会社の整理統合、全退職者に支払っている企業年金の一律カット等により業務効率化とコスト削減を実現し破綻後わずか2年で再上場(2012年)成し遂げました。
最後に佐藤さんの締め言葉は『会社を潰すのは簡単ですが再生するのは大変な事です。そして全社員の意識改革向上です』。
以上参加者の方は大なり小なり経営に携わっていると思いますので、今回の講演は大変参考になりました。








