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グローバル補助金奨学生中間報告 高橋 睦美(第5回)

2019 ~ 2020年度 グローバル補助金 奨学生
高橋 睦美

 

第5回 中間報告(2020年7月27日〜2020年8月27日)

1. 基本情報

カウンセラー(派遣側) 林明様(熊本江南ロータリークラブ)
カウンセラー(受入側) Barry J.Catchpole(Norwich St.Edmund)
教育機関 University of East Anglia(UEA)
専攻分野 国際社会学(修士課程)

 

2. 学業面での成果

昨日8月26日に無事卒業論文を提出しました。9月末から開始の秋学期中に採点が行われ、11月末には卒業論文の評価と全ての成績が出る予定です。卒業論文では、サブサハラアフリカにおける参加型小規模農家の土壌管理プロジェクトを農家の意思決定それからエンパワーメントといった視点から研究しました。先行論文研究の中でもより信憑性の高い証拠を収集・考察できるシステマティック・レビューといわれる手法を採用し、サブサハラアフリカ各地から10件の先行研究を選び研究を行いました。自身で選んだ研究の手法はとても難易度の高いものでしたが、大学院に進学してから常に問われ続けてきたクリティカルシンキング(批判的に分析・考察する力)が大いに求められる研究で、改めてこの1年で学んだ成果の集大成になったと感じています。

 

3. 受入ロータリーとの交流

先日最後のご挨拶ということでBarryさんのお宅で夕食に招待いただきました。Barryさんの奥さんのAnnieさん、SarahBannonさん、NickBannonさん(Sarahさんのご主人)、CarolineEvansさん、JohnEvansさん(Carolineさんのご主人)も来られ、ロックダウンの間の生活、卒業論文の話などをしました。Barryさんを含めこちらでのロータリアンとの交流はコロナウィルスの影響で最善のものではなくなってしまいましたが、ロックダウンの間も頻繁にメールや電話の連絡をいただき、精神的にも支えていただいたことにとても感謝しています。

先日夕食に招待いただいた際の写真(Barry さん、Sarah さん(左手前)、Caroline さん(右手前))