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ロータリー財団奨学生中間報告 松本 冴未(2017年11月1日)

2017-2018 年度グローバル補助金奨学生
松本 冴未

 

2017年11月1日
ケンブリッジ大学MBA月間留学レポート1

授業が本格始動し、1か月が経ちました。今回のレポートでは、MBAの必修クラスの1つであるマネジメントプラクシス(組織論)のクラスについてと、ケンブリッジベンチャープロジェクトについて紹介します。最後に、今月の取り組みについてもご案内します。

 

マネジメントプラクシス(組織論)の授業

このクラスでは、チームとして組織の目標を達成するためのコツや、新しくまだ信頼関係のできていないチームが直面しやすい問題に対しどう管理職が対応すべきかについて実践的に学びます。今週は、リーダーシップの取り方、スタイル、段階に合わせてどんなやり方が最も効果的か、文化的な違いはあるか、国際的なチームで働く際の留意点について議論をしました。毎回授業の後半には、5人一組のチームに分かれてゲームをします。ゲーム中は、わざとチームが壁にぶつかるようルールが決められていて、限られた時間の中で課題を乗り越えるよう指示されます。毎週なかなかやりがいのある授業です。写真は授業風景です。

ロータリー財団奨学生中間報告 松本 冴未(2017年11月1日)

 

ケンブリッジ・ベンチャープロジェクト(CVP

10月~12月の10週間を使う必修科目でして、5人一組で地元のスタートアップに対しコンサルティングサービスを提供します。私のグループは、ケンブリッジ大学工学部の研究から生まれたばかりの、医療器具を扱う企業を担当しています。お医者さんの耳では見つけることが難しい心臓病を自動で感知する聴診器を世間に売り出すことを目標としており、そのための第一歩としてお医者さんへの市場調査を行うことがミッションです。チームメンバーは、レバノン、オーストラリア、英国、ロシア、日本の5名から構成されており、職歴も様々です。そのため、意見の食い違いや、時間の感覚の違いが原因で、初めの1か月はお互いを信頼して仕事をすることが難しかったのですが、上記の組織論の授業のおかげもあり、今はだんだんうまくチームとして機能しはじめたところです。12月にクライアントと教授へ最終的な成果報告を行います。

 

11月の取り組み

11月27日に、March Clubを訪問し卓話をさせていただきます。1080地区での初めての訪問です。あがり症の私はきっと緊張してしまいますので、もしみなさんからアドバイスがあればぜひお待ちしております!また結果もご報告させていただきます。