2022 ~ 2023年度 グローバル補助金 奨学生
筒井 康美
第21回 中間報告書(2025年4月1日 ~ 2025年4月30日)
1. 基本情報
カウンセラー(派遣側) | 林 明様 R財団部門長(熊本江南R.C) |
---|---|
カウンセラー(受入側) | Oliver Friedrich様(R.C of Berlin International) |
教育機関 | ベルリン工科大学(ドイツ) |
専攻分野 | 水と衛生 |
2. 学業面での成果,状況,予定等
インターンシップを実施中です。インターンシップのプログラムの一環でドイツ国内とヨーロッパのいくつかの都市を訪問しました。
それ以外の時間は大学図書館でインターンシップの報告書作成を行いました。インターンシップは部分的に在宅勤務形態で実施されています。
インターンシップは5月中旬に終了し、その後、帰国の予定です。
3. 受入ロータリーとの交流
今月はクラブ例会の日と私のインターンシップ従事日が重複していたため、4/25の例会のみに参加することができました。
4/6にこちらのクラブの活動の一環で「バンホッフミッション」に参加しました。これはホームレスに食事やその他必要な物やサービスを提供するボランティア活動です。私は朝一番のシフトで参加し、朝食の配布と昼食の準備のお手伝いをしました。
4. その他(留学先での出来事等)
インターンシップの一環で世界遺産に登録されている「アウクスブルクの水管理システム」(アウグスブルグ市)の見学に行きました。こちらの管理システムでは1400年代から水(飲用水)と中水(飲用には適さない生活用水や産業用水)を分離して供給する高度な水管理システムを構築しており、さらに関連施設がとてもよい状態で保存されていました。
ベルリン動物園駅の周辺はホームレスがたくさん居るエリアで、この駅でバンホッフミッションという団体がホームレスに食事を提供するなどの活動をしています。ホッフミッションへの協力はこちらのロータリークラブの活動の一環であり、私も参加させていただきました。写真の時刻は朝8時。窓越しに朝食(サンドイッチ、温かいコーヒー、ヨーグルト、ゆで卵等)を提供しています。
バンホッフミッションにて、私はこの箱のなかのパンすべてにバターを塗って、チーズをはさみ、チーズサンドイッチを作る作業をしました。初めての参加でお手伝いできることがあるか心配でしたが、この作業は問題なくできました。
世界遺産「アウクスブルクの水管理システム」の重要施設である旧水道(写真中央の二つの塔)を見学しました。外観・内部ともに保存状態がとてもよく、きめ細やかに管理されてきたことが想像されました。