ロータリー財団奨学生中間報告 筒井 康美(第18回)
2025年01月28日
2022 ~ 2023年度 グローバル補助金 奨学生
筒井 康美
第18回 中間報告書(2025年1月1日 ~ 2025年1月31日)
1. 基本情報
カウンセラー(派遣側) | 林 明様 R財団部門長(熊本江南R.C) |
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カウンセラー(受入側) | Oliver Friedrich様(R.C of Berlin International) |
教育機関 | ベルリン工科大学(ドイツ) |
専攻分野 | 水と衛生 |
2. 学業面での成果,状況,予定等
1月も引き続き、適時指導教官の先生と面会し、修士論文の作業を進めました。作業は最終段階に入り、先生との面会は数日に1度という高頻度になりました。
3. 受入ロータリーとの交流
1/17の定例会に参加いたしました。この日のプレゼンテーションは環境医学に関するもので、気候変動が人間の健康にどのような影響を与えているか(主に呼吸器系と花粉症などのアレルギー)について説明がありました。
4. その他(留学先での出来事等)
ベルリンでは新年に突入した瞬間(1月1日の0時)に大勢の人が道や公園で花火を挙げます。このため街中に花火の音が鳴り響き、とても賑やかなムードになります。一方、祝日は1 月1日のみなので、1月2日からは早くも日常生活に戻っています。
道端のあちこちにクリスマスツリーの木を見かけるようになると、ドイツの冬季休暇の終了です。1月1日の夕方ごろから1月最初の週末にかけて徐々に道端にクリスマスツリーが捨てられはじめます。
日本から送ってもらった荷物について、郵便局の支店で保管されていますという不在連絡票が入ったにもかかわらずその支店に行くと荷物がないということが起こりました。配送会社に最初に問い合わせた時は「荷物の状態が不明」であったものが2回目に問い合わせたときには「発送元に返送済み」とのこと。その後本当に日本に到着していましたが、なぜそうなったかは今でも謎です。
1月17日の例会の様子。環境医学の専門家をお招きして、気候変動が人間の健康にどんな影響を与えているかについてお話がありました。
2025年1月1日に突入した瞬間、ベルリン中であげられた多くの花火。深夜ですが、バスも運行しています。
捨てられたクリスマスツリー。多くの家庭では1/1の夕方または1月最後の日曜日(今年は1/5)までクリスマスツリーを飾り、そのあとは道に廃棄します。昨年初めてこの光景を見た時は不法投棄かと驚きましたが、クリスマスツリーは特定の日に回収され、動物園で堆肥や燃料、時には動物の餌を作るために使われるそうです。
ドイツの不在連絡票(DHL 社の場合)。不在の場合に再配達はされず、近隣の郵便局支店に保管されます。どの郵便局支店に保管されているかはこの不在連絡票に記載されます。