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藤蔭高校インターアクトクラブ活動報告

藤蔭高校インターアクトクラブ
顧問 安達裕子

私たち藤蔭高校インターアクトクラブは、年間を通して、献血活動、24時間テレビ募金活動、ダメ・ゼッタイ・薬物乱用防止キャンペーン、日田観光祭ごみ拾いボランティア、ペットボトルキャップの回収などに取り組んでいます。また、本校独自の取り組みとして、「東南アジア支援物資輸送活動」を行っています。この取り組みは、毎年6月に地域の皆さんに呼びかけ救援衣料を集めます。そして11月に校内や地域から集められた衣料をいったん神戸の日本救援衣料センターに送り、そこから海外の支援を必要とする人々に発送しています。地域の方々が持ち込まれるものがほとんどですが、福岡市や大分市などの遠方より送って下さる方もいます。この活動は今年で19年目となり、現在では、地域の方々にも藤蔭高校の恒例行事として認められるまでに定着しました。回収した衣類は一枚一枚送れるもの、送れないものに仕分けし段ボール詰めします。この作業はとても根気のいる作業ですが、皆で協力して頑張っています。地道に活動していく中で徐々に地域の皆さんにもこの活動を理解していただきました。現在、毎年250箱ほどの衣類を輸送しています。

世界には経済格差、生活水準の違いもあり、貧困、飢餓に苦しんでいる人たちがまだまだたくさんいます。私達高校生の力ではどうすることもできないこともあります。しかし、もしかしたら、私たちが送ったシャツや毛布が、明日着るものがなくて困っている人々を助けることができるかもしれません。現在私達は、何不自由なく生活することができていますが、世界を見ればそうでない国がまだまだあります。そういった人々を手助けする一つの手段が、東南アジア支援物資輸送活動だと思います。この活動は自分たちからやりたいという意志に基づいたものであり、地域の皆さんの協力でここまで大きな活動になりました。これからも意識と誇りをもって、この活動を続けていくことができればと思います。

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