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2月19日 職業奉仕プロジェクト報告

職業奉仕プロジェクト委員長
佐藤憲幸

『「女子高生社長経営を学ぶ」椎木里佳氏と隆太氏の話を聞き感動しました。
これから勇気を出して前向きに考えてビジネスに成功したいです。本当に参考と勉強になりました。最高の勉強の一日でした。』(一部抜粋)別府大学4年生(米山奨学生)

 

この文章は講演後ロータリー事務局に来たメールです。
2月19日地区職業奉仕プロジェクト「きみも起業してみないか!」椎木里佳さん、椎木隆太さん親子による第1部「起業を語る」トークショー、第2部ワークショップが開催されました。
第一部は里佳さんが語り隆太さんが話を受けて展開する親子でのトークショー形式ですすめました。
「なぜ会社をつくろうと思ったの?」「他にしたいことなかったの」といった隆太さんの質問に明快に答えていく里佳さん。語り口調や語彙はまさに今どきのギャルなのですが、語る内容は確固とした自身の考えと経営者としての視点があり、そのギャップに驚かされます。
隆太さんは「子どもを育てるのは社会・学校・家庭であるが、中でも家庭が大切。常に子どもを励まし、どんなことでも出来るんだとある意味子どもを勘違いさせることも大事。その勘違いが子どもが社会の中でチャレンジしていくエネルギーになる」と語ります。
「今特に目標がなければ、焦らず目の前にあることを精一杯やっていればいい。そうして今よりも高いところに登れば、また見えてくる景色も違ってくる」ということをお二人ともに語っていたのが印象的でした。

2月19日 職業奉仕プロジェクト報告

2月19日 職業奉仕プロジェクト報告

 

2部のワークショップは学生たちがグループに分かれて「大分を救うビジネスアイディア」という課題で討議・発表し、それを里佳さん・隆太さんがコメントしていきました。
若者ならではの発想、ビジネス化が可能かもというような提案もありました。
参加者は市内高校生特に大分高校の生徒には多数参加していただきました。加えてAPUや別府大学の学生・米山奨学生・インターアクトクラブやロータアクトクラブの人たち約110名、一般の参加者・ロータリー会員60名の計170名でした。
今回参加してくれた高校生は起業するということや「大分を救うビジネスアイディア」など、新しい視点で考える経験が出来たと思います。進学や就職以外の選択肢や可能性に気付いたのではないでしょうか。
大学生はさらに現実的に「起業」について目標や行動の指針を描いたのではないかと思います。
今回の職業奉仕プロジェクトは、多くの参加者にとって意義のある会になり、今年度スローガンである「学ぶ、守る、育てる、未来に向けて」の使命にそったものとなり、開催してよかったと思います。

2月19日 職業奉仕プロジェクト報告